【6/21@オンライン】アーバニズム・レビュー 2021-4[新しく発表された都市に関わるプロジェクトをレビューする場]

アーバニズム・レビュー 2021-4

概要

都市に関わるプロジェクトは雑誌やシンポジウムで発表されることはありますが、それに対する批評に基づく議論の場はこれまでうまく成立してきませんでした。建築と違ってメディアも少なく、プロジェクトの関係者の数が多いことや評価を得るまでに長い時間がかかることなどの理由があるのかもしれません。しかし、批評はプロジェクトの価値を正しく評価するためだけでなく、分野全体の意識や技術の進歩にとっても不可欠なものです。

そこで私たちは、新しく発表された都市に関わるプロジェクトをレビューする場をつくりました。

4回目となる今回は、水際につくられた3つのプロジェクトを対象にしたいと考えています。プロジェクトの発表者に対して2人のレビューアーが複眼的にレビューを行います。やりとりはオンラインで公開し、その記録を残していきます。聴衆とのやりとりも含めた創造的なレビューの場をつくりたいと考えていますので、ふるってご参加いただけますようお願いいたします。

登壇者
TUGBOAT TAISHO (大阪市大正区三軒家西)
 発表者:松本篤(株式会社 RETOWN)
 レビューアー:大山宗之( SRM実行委員会公務員タスクフォース)、饗庭伸( 東京都立大学)

気仙沼内湾ウォーターフロント(宮城県気仙沼市)
 発表者:阿部俊彦(立命館大学、LLCSMDW)
 レビューアー:益邑明伸(東京都立大学)、岡村健太郎( 近畿大学)

無防潮堤の津波対策(高知県黒潮町)
 発表者:鈴木俊治(芝浦工業大学)
 レビューアー:益子智之(早稲田大学)、益尾孝祐( 愛知工業大学)

日時
6/21(月)19:00〜21:00
会場

オンライン

申込先

下記サイトよりお申し込みください。

⇒ お申込みはこちら

お問い合わせ

饗庭伸(東京都立大学)
aib■tmu.ac.jp(ご連絡の際は■を@に変更し送信ください。)

関連書籍

造景2020

内容
特別企画として、金沢のまちづくりの歩みと現在、さらに今後の展望とを、この都市の持つ独特の風土・歴史・文化の文脈の中に位置づけ、深く包括的に紹介する。今後地域にとって不可欠な観光マネジメントのスタディケースとして、長門市と星野リゾートが協働した湯本温泉街の再生を取り上げ、その全貌を明らかにする。他に特集として、道路・公園等も含めてエリア全体をリノベーションしていく新潮流のまちづくりの手法と事例の解説など、3本を組む。また、全国各地のまちづくりの事例集として、地域性に根ざした多様な取り組みを多数紹介する。

掲載プロジェクト
●無防潮堤の津波対策——高知県黒潮町
その他目次はこちら

あわせて読みたい

造景2019

内容
時代を先駆け、まちづくりと地域おこしのための総合専門誌「造景」が、17年と時を経て帰ってくる!
巨大災害と復興、急速な人口減少など、都市や地域をめぐる諸問題は新たな局面を迎えている。
そうした問題に深く関わる自治体やコンサル、研究者、建築家、市民などの、課題への対応事例を紹介する。

その他目次はこちら