【3/5@オンライン】アーバニズム・レビュー 2021-2[新しく発表された都市に関わるプロジェクトをレビューする場]

アーバニズム・レビュー 2021-2

概要

都市に関わるプロジェクトは雑誌やシンポジウムで発表されることはありますが、それに対する批評に基づく議論の場はこれまでうまく成立してきませんでした。建築と違ってメディアも少なく、プロジェクトの関係者の数が多いことや評価を得るまでに長い時間がかかることなどの理由があるのかもしれません。しかし、批評はプロジェクトの価値を正しく評価するためだけでなく、分野全体の意識や技術の進歩にとっても不可欠なものです。

そこで私たちは、新しく発表された都市に関わるプロジェクトをレビューする場をつくろうと考えました。

まず初めに、雑誌「造景2019」と「造景2020」に発表された6つのプロジェクトを対象にしたいと考えています。プロジェクトの発表者に対して2人のレビューアーが複眼的にレビューを行います。やりとりはオンラインで公開し、その記録を残していきます。聴衆とのやりとりも含めた創造的なレビューの場をつくりたいと考えていますので、ふるってご参加いただけますようお願いいたします。

登壇者
三津浜町家バンク――愛媛県松山市 
 発表者:岡部友彦(コトラボ) レビューアー:饗庭伸(東京都立大学)他1名

草津川跡地公園(滋賀県草津市)
 発表者:忽那裕樹(E-DESIGN) レビューアー:黒瀬武史(九州大学)他1名

中央線高架下プロジェクト――東京都小金井市
 発表者:籾山真人(リライト) レビューアー:武田重昭(大阪府立大学)他1名

日時
3/5(金)19:00〜21:00
会場

オンライン

申込先

下記サイトよりお申し込みください。

⇒ お申込みはこちら

お問い合わせ

饗庭伸(東京都立大学)
aib■tmu.ac.jp(ご連絡の際は■を@に変更し送信ください。)

関連書籍1

造景2020

内容
特別企画として、金沢のまちづくりの歩みと現在、さらに今後の展望とを、この都市の持つ独特の風土・歴史・文化の文脈の中に位置づけ、深く包括的に紹介する。今後地域にとって不可欠な観光マネジメントのスタディケースとして、長門市と星野リゾートが協働した湯本温泉街の再生を取り上げ、その全貌を明らかにする。他に特集として、道路・公園等も含めてエリア全体をリノベーションしていく新潮流のまちづくりの手法と事例の解説など、3本を組む。また、全国各地のまちづくりの事例集として、地域性に根ざした多様な取り組みを多数紹介する。

掲載プロジェクト
●三津浜町家バンク——愛媛県松山市
●中央線高架下プロジェクト――東京都小金井市
その他目次はこちら

関連書籍2

造景2019

内容
時代を先駆け、まちづくりと地域おこしのための総合専門誌「造景」が、17年と時を経て帰ってくる!
巨大災害と復興、急速な人口減少など、都市や地域をめぐる諸問題は新たな局面を迎えている。
そうした問題に深く関わる自治体やコンサル、研究者、建築家、市民などの、課題への対応事例を紹介する。

掲載プロジェクト
●草津川跡地公園(滋賀県草津市)
その他目次はこちら